最近の晩酌後の行動。レコードを聞きながらNゲージの走りを楽しむ。
そう、走りなのです。手に持って作りの良さをニヤニヤと・・・・、と言う趣味は有りません。
鉄道模型は走ってナンボ。其れだけなんですね。
で、数週間前にアップしましたグリーンマックスの組み立てキット。気動車(ディーゼルカー)のキットです。
今の状況じゃ組むのは1年先かなー・・・。
で、グリーンマックスの製品を買うのは初めて。K社やT社と違って馴染が無い。
どんなもんなのよ・・・。
先にも書きましたが走ってナンボ。ですから動力部分のチェックです(正直T社、K社共にチョイの疑問を持っていますので・・)。
箱の中から取り出した動力部分。結構重たい。
でもモーターにはフライホイールが付いていない。まあ価格的に無理ですかね。イザと成ったら旋盤で挽いて取り付けちゃうもんね(大笑)。
この状態で試走です。
ハイ、完全に落第点。オイオイの製品です。
まず騒音が酷い(走行音が五月蝿い)。まあこれは我慢するとしてもスタートがロケット。
ユックリとしたスタートは絶対に出来ません。僕の持っている車両中一番酷い。
何トンも有る車両がロケットスタートをする筈が無い。この時点で作るの止め様かなー・・・・。
と成らないのがピンキー君。結構メラメラ(笑)。
ロケットスタートの原因はフリクションの多さです(99%間違いない)。
で、バラして見ました(オイオイ、2~3ヶ月前なら怖くてしないよね)。
動力台車と本体。次がモーターからウォームへの動力伝達部分。
モーターとウォームは直線で繋がっていませんのでユニバーサルジョイントを介します。
で、このジョイントが・・・・・(笑うしかない)。
続いてウォームとピニオンギヤ。此れだからおもちゃって言われちゃう。
ピニオンギヤが単なる平ギヤ。
ウオームは斜めに歯が切って有るのでピニオンも斜めじゃないとまともな動力伝達は出来ない。
僕が仕事で使っているウォームとピニオン。斜めに歯が切って有るでしょう。
GMの歯だと、どちらかの(右か左か)カーブでは巧く噛むけど反対コーナーではフリクションが・・・・・。
まあ、文句を言っても所詮オモチャ。適当に誤魔化します。
まずウォーム。シリコングリスをタップリと注入。
続いてユニバーサルジョイント部には写真のオイルを爪楊枝で注入。
試走をさせたらぐんと良い状態。
で・・・・・・・・。
カプラーを見たら片側は破損(残骸は見つからず)。
チョイ前だったらクレームをつけたんだろうけど大人に成ったピンキー君。
まあ、此れも有りか・・・・・・。
オイル(グリス)が電気接点に付くと・・・・・。
って怖がってオイルを注すのを嫌っている貴方。大丈夫ですよー、接点の設計がシッカリとしていれば(ここがNゲージの欠点)。
10数分後の追記です。
ブログアップ中も走らせていました。
アップ後見に行くと好調。でもギヤ音が気に成る(一般にモーター音と言われているのはギヤ音です)。
で・・・・・。
台車のギヤにタップリとグリスを・・。集電端子にも付いちゃいましたが気にしません(写真の状態で組み込みます、グリスの拭き取りは一切しません)。
此の侭組み立て。
ハハ、静かに成りましたしスロー走行もバッチリ。
1秒間に1cmも走らない速度でポイントを楽々とクリアー。
動力車状態ですからプロペラシャフトの動きはバッチリと見えます。
本当に恐る恐る回りだす。
最悪の動力車が最良の動力車に変わりました。
今手元に有る動力車、全部メンテですね(メーカー組み立ては信用していませんので)。
と言う事で、全てのメンテが終わる迄新しい動力車の入線は禁止です(予約中のが10両以上有るのは・・・・汗)。
集電端子のオイル(グリス)、平気です。この辺を勘違いしている方、多々・・・・。
[1回]
PR