先日、室内灯のメンテの終わった列車(電車で9両編成)。
昨夜、ノンビリと走らせていたら・・・・・。
クロッシング線路で、一瞬の減速。実は手抜きをしたんです。LEDの消費電力はホンの僅か。
結果、僅かの接触不良が症状に出ます。
対してM車は、消費電流が多いので、少々の接触不良は平気なんですね。
そんな訳で、室内灯のチラつかないM車だけメンテしなかったんです・・・。
バチが当りました。ヤッパリM車もか・・・。
3年近くの経験は大きく、此の程度は鼻歌交じりに分解します。動力台車の分解方法は何種類か有るので注意が必要です。
ジックリと観察すると、上下を止めている爪が見つかります。
で、ヤハリ・・・・・・・。
台車両側の導電板。黒く汚れている凹みに車軸の先端が納まります。
つまりレールから車輪に電流は流れ、車軸の先端から導電板の凹みに流れるのです。
勿論、一本の車軸の車輪は、左右は絶縁されています。
此の凹みが汚れていると、車軸から導電板への電流が流れ難くなるんですね。
今回もクラモリン処理。兎に角KATOの車両は、此処の凹みにグリスが塗って有るのです。
此のグリスが悪さをするのですね。車重の軽いNゲージですから、此処へ潤滑剤を塗るなら粘度の薄いオイルが必須。
KATOさん、そろそろ気付いてよ。
ちなみに、導電板は砲金。車軸の先端は鉄。此の組み合わせは、無潤滑でも殆ど平気なんですけどね。
[1回]
PR